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屋根の葺き替え工事とは?メリット・デメリットや適している屋根材を解説

今ある屋根を撤去して張り替える、屋根の「葺(ふ)き替え」工事。

自宅の屋根が劣化してきてリフォームを検討したとき、「そもそも屋根を取り替える必要があるのだろうか?」「どれくらいの費用がかかるのだろう?」と疑問に思うはずです。

そこで今回は、屋根の葺き替え工事をするメリット・デメリットや、葺き替えに適している屋根材、工事費用についてご紹介します。

屋根の葺き替え工事とは?

初めに、屋根の葺き替え工事について解説します。

屋根の葺き替え工事とはどのようなものなのか、葺き替えをするメリット・デメリットを確認しておきましょう。

葺き替えは新しい屋根を設置する工事

屋根の葺き替えとは、今ある古い屋根を撤去し、新しい屋根を付け替える工事のことです。

屋根のリフォームには、古い屋根の上から新しい屋根を被せる「カバー工法」もありますが、カバー工法では下地部分の交換ができません。

一方で、まるごと屋根を取り換える葺き替えでは、防水シートや野地板も取り換えられるので、防水性を高めて雨漏りを改善することができます。

葺き替えのメリット

屋根を下地からリフォームする葺き替えには、次のようなメリットがあります。

・家の寿命が延びる
・家の外観がきれいになる
・耐震性が向上する
・雨漏りを解消できる

葺き替えをすれば屋根が新築さながらの状態になるので、雨水や紫外線から家を守る機能が蘇り、雨漏りやひび割れを防いでくれます。

つまり、屋根の葺き替えは見た目をきれいにするだけでなく、家の寿命を延ばすという複合効果もあるのです。

また、葺き替え時に既存の屋根材より軽い屋根材に変えれば、揺れを抑えられるので、耐震性をアップさせることもできます。

耐震目的のリフォームであれば、助成金が出る可能性があることもうれしいポイントです。例えば東京都足立区の場合、屋根の軽量化のリフォームであれば最大で18万円の助成金が受け取れます。

参考:足立区「足立区住宅改良助成制度

葺き替えのデメリット

メリットの多い葺き替えですが、一方で、次のようなデメリットがあります。

・工事費用が高い
・工期が長くなる
・施工中に雨漏りをする恐れがある

屋根の葺き替えをする場合、新しい屋根材の費用の他に古い屋根を処分する費用がかかり、下地を修繕する場合は追加で施工費用も発生します。

屋根を撤去して入れ替えるため大掛かりな工事になるので、工期も1週間〜2週間ほどかかり、雨が降った場合はさらに工期が延びることも。

すぐに新しい屋根に変えたいと思っている方にとっては、デメリットに感じるでしょう。

また、葺き替えでは一時的に屋根を取り外すため、その間に雨が降ると雨漏りするリスクがあります。雨予報の際にはリフォーム会社が雨対策を行いますが、リスクがあることは覚えておきましょう。

屋根の葺き替え工事に適している屋根材

次に、屋根の葺き替え工事に適している屋根材について解説します。

それぞれの特徴・メリット・デメリットを知り、自分の家にはどの屋根材が適しているか考えてみてください。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、表面にアルミニウムや亜鉛、シリコンのメッキを施した薄い鉄板です。耐用年数が30年〜40年と長く、軽量で錆びにくいことがメリットです。

一度葺き替えれば長持ちするので、屋根のリフォームを一度で済ませたいという方におすすめです。

また、重量は瓦屋根と比べて10分の1、スレート屋根と比べて4分の1程度。とても軽量で、建物への負荷を軽減できるのもポイントです。

ただし、スレート屋根と比べて材料費と施工費が高いので、できるだけリフォーム費用を抑えたいという方にはおすすめできません。

また、金属製のデメリットとしてキズや凹みが付きやすく、遮音性が低いといったマイナスポイントも。ただし、このデメリットは断熱材と遮音材を使用すれば軽減できます。

スレート屋根

スレート屋根は、セメントを薄い板状に加工した屋根材で、日本の住宅で最も多く取り入れられています。耐用年数は25年〜30年と、ガルバリウム鋼板よりはやや短いです。

そんなスレート屋根のメリットは、屋根材の価格とメンテナンス費用が安く、カラーバリエーションが豊富で施工が簡単なこと。

黒色やグレーなどの定番色以外にも、グリーン、ブルー、レッドといったカラーバリエーションが豊富にあり、光沢の有無も選べます。

さらに、他の屋根材よりも施工が簡単なので、施工を請け負っている業者が多く、さまざまな屋根の形状に対応しやすいのもポイントです。

ただし、他の屋根材と比べて耐久性や防水性が低く、長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必須。気温差が大きい地域の場合は5年〜10年ほどで、劣化やひび割れが目立つこともあります。

他の屋根材と比べてひび割れや雨漏りが起きるリスクも高いので、安心して長く使える屋根材がいいと考える方には不向きです。

初期費用は抑えられますが、メンテナンスに度々費用がかかることは覚えておきましょう。

葺き替え時に選べない屋根材

屋根の葺き替えでは、何でも好きな屋根材を選べるわけではありません。既存の屋根によって、施工できる屋根材とできない屋根材があります。

対応表を見てみましょう。

スレートガルバリウム鋼板
スレート×
ガルバリウム鋼板××

(縦列:今の屋根材、横列:新しい屋根材)

葺き替えで特に重要なポイントは「新しい屋根材の重さ」です。
既存の屋根よりも重量のある屋根材へ葺き替えることはできません。

例えば、ガルバリウム鋼板から瓦への葺き替えは対応不可です。

ガルバリウム鋼板は1㎡の重さは約5〜7kg、それに対して瓦屋根は約50〜60kgなので、重さはおよそ10倍。

建物が軽量の屋根材に合わせて設計されているので、今の屋根以上に重い屋根材を支えられる強度がないのです。

一方で、重い屋根材から軽い屋根材に取り替える分には、建物への影響はほぼありません。屋根を葺き替えるときは、今の屋根材よりも軽量な屋根材を選びましょう。

屋根の葺き替え工事の費用相場

最後に、屋根の葺き替え工事にかかる費用相場についてお伝えします。

屋根の葺き替え工事の費用相場は下の表の通りです。

今の屋根材新しい屋根材費用
100~266万円
スレート屋根70~200万円
ガルバリウム鋼板80~210万円
スレート屋根スレート屋根70~200万円
スレート屋根ガルバリウム鋼板90~200万円

また、1㎡あたりの費用の内訳は下の表の通りです。

屋根材の施工費瓦:8,000~15,000円
屋根材の施工費スレート屋根:5,000~7,000円
屋根材の施工費ガルバリウム鋼板:6,500~8,000円
屋根の撤去費1,500~3,000円
下地修繕費2,000~3,500円
防水シート500~1,500円
足場600~1,500円

これらの表からわかる通り、屋根材と施工範囲で費用が大きく変わります。

自宅の屋根を葺き替える場合はどの程度の費用がかかるのか、まずはリフォーム会社に相談してみてください。

まとめ

屋根の葺き替えをすれば、見た目も中身も新築さながらの屋根に生まれ変わり、下地もしっかりと補修するので家の寿命を延ばすこともできます。

ただし、カバー工法や塗装よりも費用が高額になることや、元々の屋根の種類によっては選べない屋根材があることも覚えておきましょう。

ファミリペイントでは、経験豊富な一級建築士が屋根の設計をし、自社の教育を受けた職人が施工を行います。

依頼をお受けしてから施工までワンストップで行うため、お客さまの不安に思っている点や改善したい点をヒアリングし、最後まで責任を持って施工します。

屋根のリフォームを安心して任せられるところに依頼したいという方は、ぜひファミリペイントにお問い合わせください。

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